
別れ際に号泣したわりに

別れ際に号泣されて大急ぎで帰宅してみたら、何でしょう、このドライな感じ。笑顔で歓迎されるかと思いきや、わたしになどまったく興味のない様子です。
生後何か月からこうだったのかはっきり覚えていないのですが、これは夫が出かけるときも同じでした。
当時はこういう子もいるんだなあと気にしていなかったのですが、発達障がいの乳幼児期早期にみられやすい行動として、本に明記されていました。
保育園では

「ママ、おかえりー!」保育園のお迎えで、うれしそうにお母さんに抱きついている年少さんを見て、ふわっとあたたかい気持ちになりました。
そうして親子の絆は強くなっていくのでしょう。
年長さんのヒルマは、先生やお友だちにうながされて、迎えに来たわたしをチラリと見ますが、すぐに背中を向けて遊びつづけます。
別れ際に号泣することはもうありませんが、再会によろこぶことはありません。
わたしが意識してかけていた言葉とその意味
「ヒルマのこと大好きだよ」
呪文のようにわたしがくりかえして来たのは、そうあるべきと思ったから。
じゃないと時々、忘れてしまいそうなのです…。